

2004 年から 1 年間イギリス留学。
その後はロンドンに生活の拠点を置き、開発途上国での国際協力の仕事にフリーランスのコンサルタント(保健医療専門家)として従事している。
2006 年はラオスに 4 ヶ月、2006 年から 2007 年はケニアに通算 10 ヶ月赴任、2008 年はスーダンの仕事に従事している。
仕事では、英語での会議、英語の書類・レポート作成等を行っている。
・ 國學院大學法学部法律学科卒業(法学士)
・ 神戸大学大学院国際協力研究科博士前期過程修了(国際学修士)
・ 神戸大学大学院医学系研究科博士課程満期修了
・ England: Leeds University (Master of Public Health)
翻訳者 高橋 圭子氏

現在は家族のいるイギリスを拠点に、1 年のうち半年くらいはスーダンで活動しています。
イギリスにいるときは特に仕事をしておらず時間が結構あるので、何か自分の経験を生かして人の役に立てることをしたいと思っていました。そのとき、たまたまインターネット検索で「スピード翻訳」の翻訳者を探していることを知ったのです。
2008 年の秋ごろに登録して、その後スーダンでの仕事をしながら、主にイギリスと日本に滞在しているときに翻訳を行っています。「スピード翻訳」では深夜に依頼がくることも多いのですが、イギリスでは半日の時差があるので日中に無理なく作業することができるのです。


とにかく、正確な翻訳を心がけています。私は医療分野を専門としていますが、依頼内容はそればかりとは限りません。今はインターネットで調べられることも多いので、わからないことをそのままにせず、きちんと確認するようにしています。
それから、
翻訳というのは単語だけをただ直訳して並べていくと、原文の意味とは全く異なってしまうことがあるのです。そこで、まずは全体を読んで文脈をつかみ、そこからキーワードとなる単語をきちんと調べ、自分自身が内容を理解してから訳すように心がけています。
あとは、個人の方のメールの翻訳などもお受けすることがあるのですが、こういった場合は、ポイントを押さえた上で、文法的にきっちりしたものより、むしろ自然でやわらかい感じになることを目指しています。
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医療分野では、論文のアブストラクト(論文の冒頭につける要約文)が多いですね。日本語の論文でもアブストラクトだけは英語が求められる場合があり、文章自体の量は少ないので「スピード翻訳」に出されるのではないでしょうか。
他には、お医者さまや看護師さんの勉強会用の資料です。特に大学病院では定期的に勉強会を行っていて、これは英語の資料を読んで発表を行い、それをもとにディスカッションをするという形式が多いんですね。
ほとんどのお医者さまはたぶんご自分で英語を読める方が多いと思いますが、多忙なお仕事の中、少しでも時間を節約するために「スピード翻訳」を活用されているのだと思います。
ニーズとしては、今お話したアブストラクトや資料の他に、外国人の患者さん向けの入院案内や病気についてのちょっとした説明文などでしょうか。私自身、看護師時代は英語を全く話せず、外国人の患者さんが来られるとかなり困っていたのです。
どうしても必要なときはお医者さまや英語の話せる人にお願いしていましたが、そんなときに英訳したものがあればいいのにと思っていました。今は昔より外国の方が病院に来ることも多いので、結構ニーズはあると思います。
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主観にとらわれず正確な翻訳ができる人です。
私の場合、日本語で書かれているものを英訳することが多いのですが、日本語には婉曲な言い回しも多く、その場合どうしても原文を自分なりに解釈してしまいます。
そこを、なるべく自分の考えにとらわれずに客観的に意味をとっていくのが、翻訳者として必要なスキルだと思います。
あとは、日本語と英語、それぞれの言い回しの特徴もあるので、全体として意味が通ることを大前提に必要なところは変えていく、それを見きわめる力が大切なのではないでしょうか。
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私も大学病院や研究機関に勤めていたので実感があるのですが、特に医療系分野に携わる人は論文や学会など、いつもぎりぎりの時間の中で動いています。
例えば論文の締め切りが迫っている研究者の方や、翌日の勉強会までに英語の資料を読んでおかなければならないお医者さま、そんな方々が夜中でもちょっと助けて欲しいときに「スピード翻訳」を利用されているのだと思います。
こういった分野では、特にスピード感や信頼性が求められると思うので、翻訳者としては少しでも助けになるように、これからも迅速で正確な翻訳を心がけていきたいですね。

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