こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の松岡彰子さん(翻訳者ID : akikom)に、お得意の医学系翻訳に便利な英語表現と、週末の過ごし方を伺いました。
松岡彰子さん : プロフィール

  お得意の翻訳分野で、覚えておく便利な英単語や英語表現を教えてください。

最近「得意かも……?」と自分で勝手に思っているのが医学系翻訳なんですが、医学系論文 = 統計文書といってもいいくらい統計の内容が多いです。

その中で必ず出てくる表現が significantly = 有意に です。統計を使った医学研究は結果が「有意」であるか否かにすべてがかかっています。翻訳では、通常は「繰り返してばっかりじゃかっこ悪いから、訳語を表現豊かにしてみよう」と工夫するのですが、この分野ばかりは何回「有意に」が出てきても機械的に「significantly」と訳せば、誰にも文句は言われません。とても気が楽ですね。

  週末はどのように過ごされますか。

子どもや友人との会話に使おうと努力しています。翻訳は人の言葉を置き換える作業なので、ちょっと気を抜くと、まともに自分の意見を言うことができなくなってしまうので……。

それでなくても子どもとの会話は、ちょっと気を抜くと「服着ろ」とか「食べろ」とか「寝ろ」とか、「ファービーのほうがよっぽどクリエイティブな発言をしてるよ」というレベルの低俗に陥ってしまうので、そういう日頃の反省も込めて、週末はできるだけちゃんと会話をしようと思ってはいます。思ってはいるんですけどね。

  翻訳の楽しさややりがいは何ですか。

どの依頼文にも一期一会の重みがあります。そして行間には文字になっていない思いが、いろいろと詰まっています。それを紐解いてちゃんと訳出する作業が、難しくもあるんですが、達成感も大きいです。

依頼人の方は、自分の考えを伝える大事な文章の翻訳を、顔も知らない私に託しておられるので、その重みをきっちり受け止めて、きっちり訳そう、という気持ちでいます。顔も知らない分、翻訳文だけで誠意を伝えようと心がけているので。その重たいところに、やりがいがあります。

  読者の皆さんにメッセージをお願いします。

「依頼はネットでワンクリックして引き受け、誰とも肉声で話し合うことなく業務完了」という、ちょっとオタクな業態なもので、「依頼主とナマの声を交わしたい!」という欲求が、どうやら自分の中で募っていたようです。

このインタビューで一方的ではありますが、自分のバーチャル肉声をお届けできて嬉しいです。読んでくださってありがとうございました。雲(クラウド)の中で、皆さんとの出会いをお待ちしてます。

「とても早く仕上げていただきました。また何よりもこちらの意向をよく汲んでくださりありがたかったです。」「こちらの伝えたいことをスマートに表現し仕上げてくださって、ありがとうございました。おかげさまで無事に商談に行ってこれます。」と、雲の中の(?)松岡さんには依頼主さんからのコメントが絶えません。

松岡さん、これからもよろしくお願いします。
第 1 回インタビュー : 日英・英日翻訳 1,000 件以上 松岡彰子さんに聞く!
松岡彰子さん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の松岡彰子さん(翻訳者ID : akikom)にインタビューをしてみました。松岡さんはこれまでに、日英・英日翻訳を 1,000 件以上も対応されています! しかも分野も多岐に渡ります。一体どんな方なのでしょうか。
松岡彰子さん : プロフィール

  翻訳者になったきっかけを教えてください。

最初のきっかけは、青年海外協力隊員としてジンバブエ(英語が公用語)に 2 年間住んだことです。

帰国後、通訳を目指していたのですが、結婚・引っ越し・育児出産という、在宅そして経済的依存を余儀なくされたこの数年間で、闇の中の光のように見出したのが、インターネット環境をフル活用した在宅翻訳家としての仕事でした。

インターネットがなかったら、一体私はどうなっていたんだろう。悶々と引きこもって体重を増やしていたと思います。翻訳に明け暮れる今も、家に引きこもって体重を増やしていますが、悶々とはしてないです……少なくとも翻訳中は。

※右の写真は、翻訳の道を目指す転機となった、 6 年前の出産当時の松岡さん。現在は当時よりプラス 10 kg というウワサも……。

  お得意な翻訳分野を 3 つ教えてください。

1. 法律
白黒はっきりした内容なので、用語と構造を抑えれば、ムラなく訳出できる分野です。

2. 芸術
右脳で生きるアーティストの方々の文章はなかなか難しいのですが、もともと音楽が専門だったこともあって、自分が芸術に対して持つ愛情の波に乗り、筆者の波長に合わせていく、という非論理的な方法で、依頼人の真意を汲もうと努めています。

3. 医療
もともと専門ではないし、難しいというイメージが強かったです。でも数をこなすうち、医療分野の文章は非常に論理的で分かりやすいことに気が付きました。また、依頼文には医療上の進歩や発見が記載されていて、世界がどんどん良くなっていく、という実感に毎回胸が躍ります。

  教員経験をお持ちですが、「スピード翻訳 by GMO」でのお仕事の上で、どのように役立っていますか。

教員経験からは、「噛み砕いて伝える」ことの重要さを学びました。日本から距離的にも文化的にもかけ離れたジンバブエでは、日本人同士の「話さずとも分かりあえる」カルチャーにどっぷり漬かっていた私は、いろいろと痛い目にあいました。

言語とカルチャーは一心同体なので、文化圏の違う読み手のために翻訳するときには「全部言わないとわかってもらえない」を前提に訳しています。

  ビジネス翻訳の実務経験もお持ちですね。

ビジネス翻訳の実務経験は、もうそっくりそのまま役に立っています。業者としてお客様にサービスを提供する、という立場は、ズバリ次のことを意味するという心構えでいます。

  1. 失敗できない。
  2. 自分で「もう十分」と思った以上のサービスを提供して、やっと普通に納得していただける。
  3. どの依頼にも愛着を持たないとまともな仕事ができない。

  翻訳力のブラッシュアップのために、日頃から気を付けていることがあれば教えてください。

気に入ったドラマや映画や小説をしつこく見たり読んだりしてます。イギリス英語が好きなので、イギリスの映画や小説に傾きすぎてしまう傾向があるんですが、米語も知っておかないと困るので、意識して米語のドラマも見るようにしています。

ちなみに、私が一番ハマッた作品は、ダントツで Terry Pratchett(テリー・プラチェット)の描く Disc World(ディスクワールド)です。これは円盤状の架空の世界を舞台にしたお話で、円盤の上で繰り広げられる、荒唐無稽だけど心に刻まれるストーリーの数々を描いています。

日本語では一部しか翻訳されていません。あの原文が持つおもしろみを訳しきるのが、至難の業だからだと思います。自分も日本語に訳してみようというような、大それた考えを起こしたことはありません。……と、全然ブラッシュアップになってないですね(笑)。誰かあの面白さを 70 % でも訳出できたら、本当に本当に尊敬します。

新しい分野にも前向きに取り組まれる松岡さんだからこそ、さまざまな専門的な分野の翻訳を精度高くこなされているのでしょうね。次回は、松岡さんが最近「得意かも……!」と思っているという、医学系翻訳で”何度も使える”、便利な英語表現を教えていただきます。
第 2 回インタビュー : 医学系翻訳で”何度も使える”英語表現 松岡彰子さんに聞く!
松岡彰子さん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中のナディア・マレーさん(翻訳者ID:nozomi)に、ご専門の近代教育史の英語表現と、週末の過ごし方について伺いました。

ナディア・マレーさん : プロフィール

  ご専門の近代教育史に関して、覚えておくと便利な英語表現を教えてください。

覚えておくと便利というものか分からないのですが、翻訳時は、今で言う特別支援教育、つまり障がい児教育に関する言葉使いに気を遣います。英語日本語ともども、時代が変わるにつれ言葉遣いも変わってきましたが、近代(特に戦前)の障がい児教育を扱った文章では、今は差別用語となっている不具、精神薄弱児、聾唖などの表現が出てきます。

そこで、差別用語を承知で当時の似たような英語表現(crippled, feeble-minded, deaf-mute)に訳すか、現代使われている表現 (disabled, intellectually disabled, deaf)にするか迷うところがあります。

英語では特に、障がい者に関する言葉使いで社会が敏感になっている傾向があり、言葉が時代とともに激しく移り変わります。例として、

feeble-minded
  → mentally retarded
    → intellectually disabled, crippled
      → handicapped
        → (physically) disabled, deaf and dumb
          → deaf-mute
            → deaf

といった変遷などもあり、最近話題となっている自閉症autistic から on the autism spectrum という表現に変わってきています。

文章に忠実でありながらも、誰にも不快な思いをさせないようにすることが難しいです。

私の判断はたいてい当時の言葉遣いをできるだけ反映し、文章に「当時の言葉使いなので、現在許されない差別用語が含まれています」というような注意書きをつけるように提案させていただくことです。

  週末はどのように過ごしますか。

週末は仕事するほか、欠かさないのは社会人オーケストラの練習です。楽器はチェロを弾きます。下手ですが、最近の一番の楽しみです。音楽は、クラシック全般のほか、ジャズ、ブラジル音楽などが好きですね。好きな作曲家はブラームス、ガーシュウィン、ジョビムが特にお気に入りです。

  翻訳の楽しさややりがいは何ですか。

日本語の原文をよどみなく理解し、ぴったりの英語表現でその内容と雰囲気を現すことです。また、かつてわからなかった言葉をどんどんマスターしてゆくことで、自分の能力が広がる感覚です。

  この記事の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

これからも、少しずつ技術を高め続けて、翻訳で様々な人のためにお役に立ちたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

依頼者から「迅速、正確、的確、かつ表現力に富んだ文章に翻訳していただき、期待をはるかに超えました。」「ニュアンスの難しい箇所を適切に英訳していただき、助かりました。」「こんな表現をするのだなあと、感心しながら読ませていただいています。」と、表現力の高さ、そして背景知識の豊富さにたくさんの支持が集まっています。

マレーさん、これからもよろしくお願いします。

第 1 回インタビュー :在日 10 年以上の英語ネイティブ翻訳者 ナディア・マレーさんに聞く!
ナディア・マレーさん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中のナディア・マレーさん(翻訳者ID:nozomi)にインタビューをしてみました。マレーさんは、アメリカのご出身の英語ネイティブで在日10 年以上。幅広い分野の英訳、英文添削をこなされ、英語と日本語の両方ですばらしい表現力をお持ちです。どんなバックグラウンドがおありなのでしょうか?
ナディア・マレーさん : プロフィール

  日本語に興味を持ったきっかけを教えてください。

もともと語学が好きでしたが、大学入学を機に、「難しい言語」にチャレンジしようと思いました。日本語と中国語のどちらかで迷いましたが、小学校時代の友人だった日本人の女の子を思い出して、日本語にしてみました。それで一気にはまり、数年間を”日本語漬け”で過ごしてしまいました。

  翻訳者になったきっかけを教えてください。

大学4回生のとき、「日本の短編小説」という授業の最終課題は、短編をひとつ英訳することでした。宇野千代の作品を選びましたが、原作と辞書と原稿を抱えて作業するのは思いのほか楽しく、もっとやりたいと思い立ちました。数年後、初めてフリー翻訳で生計を立てようと思った際に、様々な分野での翻訳を経験し、知識と能力を伸ばす機会としてさらに翻訳が好きになりました。

  一番得意な翻訳の分野を教えてください。

教育関係、特に近代教育史関係に強いですが、人文全面に強みがあると思います。

  翻訳時に特に気を付けていることがあれば教えてください。

まず、訳文を読んでいただいた人が「翻訳っぽい」と思わず、最初から英語で書かれた文章かのように読んでいただけることを心がけます。いうまでもなく原文に忠実でありながら、こなれた自然な文章にしたいといつも思います。

  翻訳力ののブラッシュアップのために、日頃から行っていることがあれば教えてください。

英語・日本語両方で広く読んで、表現や知識をなるべく積もうと努めています。

大学で宇野千代を英訳されたとは……! 次回は、マレーさんに教えていただきました英語表現をご紹介します。
第 2 回インタビュー : 「特別支援教育」に関する英語表現の変遷 ナディア・マレーさんに聞く!
ナディア・マレーさん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の河野トミーさん(翻訳者ID:TommyK)に、アメリカで流行したスラングと週末の過ごし方を伺いました。
河野トミーさん : プロフィール

   アメリカで流行している新語を教えてください。

新語でもなく、特に流行しているわけでもありませんが……個人的に bucket list というスラングの語源に興味ありました。数年前に『最高の人生の見つけ方』という洋画によりアメリカでも流行した bucket list = 「死ぬ前にやっておきたい事」 ですが、このスラングを初めて聞いたときに、直訳すると「バケツのリスト?」と不思議に思い調べた結果、由来はさらに古い 18 世紀ごろから使われている英語のイディオム kick the bucket = 「死ぬこと」と関連しているようです。

この kick the bucket の直訳はバケツを蹴るとなりますが、中世期時代の処刑や自殺に首をつる際に、逆さのバケツに立ち、そのバケツを蹴り飛ばすことから由来しているという説があります。なにかと米メディアや会話などに出る bucket list ですが、どんな人にでも関連のあるスラングかと思います。

(写真はスカイダイビングに挑戦する河野さん。河野さんの bucket list の一つだったそうです)。

  翻訳の楽しさややりがいは何ですか。

「とても分かりやすかった」「自分が言いたいことを確実に伝えることができた」など依頼者から喜びの声をいただく時です。誰かのために役立っていると自覚できると楽しさも増すと思います。

  この記事の読者の皆さんにメッセージをお願いします。

原文の背景に沿った的確な翻訳を心がけています。皆さまのお役に立てれば嬉しいです。よろしくお願いします。

河野さん、これからもよろしくお願いします。
第 1 回インタビュー : 日英バイリンガル翻訳者 河野トミーさんに聞く!
河野トミーさん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の河野トミーさん(翻訳者ID:TommyK)にインタビューをしてみました。河野さんはアメリカで生まれ育った日英バイリンガル。IT・金融・広告分野の翻訳がお得意です。どんなバックグラウンドがおありなのでしょうか?
河野トミーさん : プロフィール

  翻訳者になったきっかけを教えてください。

両親が日系アメリカ人なので、子どもの頃からごく自然に日本語と英語の両方を耳にしていた私は、二つの言語を何の抵抗もなく取り入れる事ができました。来日して最初に就職した職場で、多くの優秀な同僚たちが、単に英語で意思表現できないがために実力を発揮できていない事にショックを受け、彼らに英訳をアドバイスし始めたのがきっかけです。

  一番得意な翻訳の分野を教えてください。

仕事で携わってきた分野が IT 関連ですので、IT 系一般ビジネスが得意だと思います。社内ドキュメント、作業マニュアル、プレゼン資料などの実務経験があります。従事していた職業柄、IT・金融・広告のジャンルは専門用語や業務フローなどの知識を持っています。その他のジャンルも、ビジネスレベルの内容に対応できる自信はあります。

  幼い頃から日英バイリンガルでいらっしゃることは、翻訳の仕事にどのように役に立っていますか。

日本語は私にとっては外国語というよりは、英語と同じく母語に等しいと思っています。つまり翻訳する際、個別の言語で考えることはありません。第一に日本語で書かれている事項の背景や環境を理解し、それから詳細を具体的に捉えて……というのが私のアプローチ法なので、本題から外れることなく翻訳できていると自負しています。

  翻訳をする時に特に気を付けていることは何ですか。

翻訳する上で文脈の一貫性および用語選択の適切さが重要だと思います。原文の背景を認識し、そこから具体的な翻訳に入り、また背景認識に戻るといった感じです。

  翻訳力ののブラッシュアップのために、日頃から行っていることがあれば教えてください。

自分の得意分野を広げていくことです。原文が理解できなければ翻訳はできないですが、単一分野では対応しきれないような複合分野の翻訳の仕事をこなしていく上で、調査や裏付け、専門知識の吸収の為の勉強に取り組む点も非常に大切な要素だと思っています。

河野さんならではのご環境を生かし、さらに研鑽を積んでいらっしゃる様子が伝わってきますね。次回は河野さんに、アメリカで流行したあるスラングの語源について教えていただきます。
第 2 回インタビュー : 翻訳者が教えるアメリカの新語「bucket list(死ぬ前にやっておきたい事)」 河野トミーさんに聞く!
河野トミーさん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の稲見郁夫さん(翻訳者ID:snoopy)に、お得意の分野である特許翻訳ならではの英語表現と、週末の過ごし方を伺いました。
稲見郁夫さん : プロフィール

  特許翻訳分野ならではの英語表現を教えてください。

請求項」といって、特許として認めてもらう仕組みや装置の説明を箇条書きにする部分がありますが、どんな複雑な仕組みの装置でもワンセンテンスで書くのが鉄則です。そのため、長いものはワンセンテンスが数ページになることもあります。

例えば、こちらをご覧ください。

A method of detecting ions comprising: outputting a first signal and a second signal from an ion detector, wherein said first signal corresponds with a signal multiplied or amplified by a first gain and said second signal corresponds with a signal multiplied or amplified by a second different gain,- digitising said first signal to produce a first digitised signal and digitising said second signal to produce a second digitised signal; determining first intensity and arrival time, mass or mass to charge ratio data from said first digitised signal; determining second intensity and arrival time, mass or mass to charge ratio data from said second digitised signal; and combining said first intensity and arrival time, mass or mass to charge ratio data and said second intensity and arrival time, mass or mass to charge ratio data to form a combined data set.

これはイオンを検出する方法の特許の 1 項目ですが、これは、「イオン検出法」に様々な説明がついた、ひとつの名詞にすぎません。ですから、厳密には文ではありません。あくまで、様々な形容詞、形容詞節のついた 1 個の名詞です。これでもそう長い方ではありませんから驚きでしょう?

翻訳では、「……ことを特徴とするイオン検出方法」というような訳し方をします。とにかく特殊です。

  稲見さんは、週末はどのよう過ごしていますか。

家内とショッピングかドライブに出かけてますね。

  稲見さんにとって、翻訳の楽しさややりがいは何ですか。

色々な未知の世界に触れることができて楽しいですし、お客様にお褒めをいただくと、さらに良い仕事を提供できるように頑張ろうと思いますね。

読者の皆さんにメッセージをお願いします。

想いが伝わる翻訳をお届けすることだけを考えています。正確に、誠実にがモットーです。

依頼者から「今回もすばらしい翻訳をしたいただき、ありがとうございました!!!」「丁寧な訳者注で、周辺取材や豊富な知識を感じさせる翻訳家の真摯な仕事ぶりでした。」「このサイトは初めてでしたが、またこの方に依頼できたら嬉しいです。」といったコメントが寄せられており、「指名翻訳」サービスの開始以前から、指名のご希望が多くありました。

稲見さん、これからもよろしくお願いします。
第 1 回インタビュー : 特許翻訳から医学論文・契約書翻訳まで 稲見郁夫さんに聞く!
稲見郁夫さん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の稲見郁夫さん(翻訳者ID:snoopy)にインタビューをしてみました。稲見さんは、特許翻訳や医学論文・契約書翻訳を中心に翻訳歴は10年以上。幅広い分野をこなされている方です。どんなバックグラウンドがおありなのでしょうか?
稲見郁夫さん : プロフィール

  稲見さんは、どのようなきっかけで翻訳者を目指されたのですか?

家族が難病に冒され、在宅でできる仕事として、もともと好きだった英語力を生かせる仕事ということで、この世界に入ろうと思いました。

  英語が好きになったきっかけを教えてください。

小学生の頃、ラジオかテレビで流れてきたビートルズの曲「She loves you」でした。僕にはとにかく新鮮で衝撃的な曲でした。今風に言えば、英語がとても”クール”に思えました。英語が分かったら、英語でコミュニケーションができたらどんなに楽しいだろうと、その時思いました。

それから、洋楽に色々と興味を覚え、そこから覚えた英単語も半端ではありませんでした。大学受験にも大いに役立ったと言えます。

  稲見さんは特許翻訳会社での実務経験をお持ちですが、翻訳作業の上でどのように役に立っていますか。

特許翻訳の場合は特に、専門用語をしつこいくらい調べます。読む人がその分野の先端技術者だからです。また、一般的にはよく使われる用語でも、専門家はそれとは別の用語を使用することも多いからです。ですから、用語を調べる習慣と、そのノウハウがとても役立っています。

  「スピード翻訳 by GMO」では、どんな依頼が多いのでしょうか。

医学系論文・契約書がメインですが、幅広い分野からの依頼をお引き受けしています。

  翻訳時に特に気を付けていることがあれば教えてください。

お金をかけてまでも、プロの翻訳を依頼したいとお考えになったお客様の気持ちを裏切らないこと。特に専門用語は、徹底的に調べること。そして、単に原稿の文字を翻訳するだけでなく、行間から読み取れるニュアンスが伝わるようにと思っています。

  翻訳力ののブラッシュアップのために、日頃から行っていることがあれば教えてください。

もう 15 年にもなりますが、アメリカの雑誌「Time」をずっと定期購読しています。私には、留学経験がありませんが、この雑誌には、日本で学んだ英語力では絶対に思いつかないような、しゃれた表現が満載で勉強になります。

稲見さんの誠実なお人柄が伝わってきますね。次回は、稲見さんに教えていただきました、特許翻訳の英語ならではの「やたら長い名詞」をご紹介します。

第 2 回インタビュー : 翻訳者が教える特許英語の「やたら長い名詞」 稲見郁夫さんに聞く!
稲見郁夫さん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の小林睦治さん(翻訳者ID:marina)にインタビューをしてみました。小林さんは、アメリカのロースクール留学後、世界を駆け回る会社員時代を経て、現在は法務関連の専門的な翻訳をこなされています。
小林睦治さん : プロフィール

  法律の専門用語で、覚えておくと便利な英語表現があれば教えてください。

最近気になるのは shall の使い方です。Shall は契約上、義務を表す時に使われるのですが、多用され過ぎて、翻訳の際には「~するものとする」と言う表現が多くなり、読み難い文章になりがちです。義務を表すためには「~するものとする」と言う表現にならざるを得ないからです。

翻訳者の小林睦治さん(Southern Methdist University ロースクール卒業式にて)

最近は、定義の段階から全てに shall を使っている原文を多く見かけます。良い契約書は、義務を表す条項だけに shall を使っており、shall よりも弱い義務を表す時には will を、許可を表す時には may を使うように区別されています。

このように、優れた契約書は論理の流れに沿って明確な用語を使うので、条件が複雑に絡んでいても、読めば理路整然としていて分かりやすく、翻訳も自然と読みやすいものになります。

どうやらアメリカでも文章力の低下が問題になっているようです。アメリカのロースクールでは契約の作り方や書き方などという授業はなく、日本同様に実務に就いて学んでいくので、しっかりとした法律事務所に勤めて、鍛えられていくのが、望ましいことのようです。
(写真はアメリカのロースクール留学時代の小林さん)

  小林さんは、週末はどのよう過ごしていますか。

今はウィークデーもウィークエンドもありませんので、日々、本を読んだり、美術館に行ったり、スロージョギングか散歩をしたりして過ごします。

読書の方は乱読ですが、それでも少しずつ消化しているのは、日本の近代文学全集でしょうか。坪内逍遥ぐらいから始まって、今日まで読み続けています。世界文学は翻訳が下手だとすぐ行き詰まるので、アラカルトで読むようにしています。

最近、韓国の王朝時代の歴史ドラマを観る機会があったのですが、これが非常に面白く、お隣の国を知らなさ過ぎる私などには、大いにはまっています。最近は、韓国の歴史を書いた本も読み始めています。

  読者の皆さんにメッセージをお願いします。

英文契約書の翻訳にあたっては、どんなビジネスがこの契約に基づきなされるのか、契約の相手方や、契約の当事者である翻訳依頼者の立場になって、翻訳するように心がけています。

また翻訳文書中で不明な点があれば、その箇所を契約の相手側に必ず確認されるようお奨めするコメントを付けさせていただいております。また、あくまでも翻訳者の域を外れない程度に、気付いた点についてコメントも付けさせていただくようにしています。

依頼者から「難しい専門用語を適切な表現で訳していただき、大変満足しています。」「専門的な内容だったにもかかわらず、短い時間で無駄の無いとても丁寧な翻訳をしていただき大変満足しております。誠実な対応にも非常に好感が持てます。」と、翻訳のクオリティと誠実なお人柄にたくさんの支持が集まっています。

小林さん、これからもよろしくお願いします。
第 1 回インタビュー : 法律・契約書翻訳ってムズカシイ? 小林睦治さんに聞く!
小林睦治さん : プロフィール

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こんにちは、maggy です。今回は、「スピード翻訳 by GMO」 でご活躍中の小林睦治さん(翻訳者ID:marina)にインタビューをしてみました。小林さんは、主に法務関連の翻訳をこなされている方ですが、法律の文章や契約書は、日本語で読んでも難しいものばかり。どんなバックグラウンドがおありなのでしょうか?
小林睦治さん : プロフィール

  小林さんは、どのようなきっかけで翻訳者を目指されたのですか?

会社に 40 年以上勤めて辞めましたが、ようやく好きな本が読めると、積読書を片端から読み始めました。しかし、何となく満たされない部分があって、もう少し頭を使うことをやりたいと思い始めました。

会社員時代は、石油・天然ガス探鉱開発会社で海外駐在を経験し、国際交渉、契約チェック、現地の諸法律の検討などの契約業務を担当しました。学生時代にアメリカのロースクールに留学して学んだことが、必ずしも会社で尊重されるわけでもなく、寂しく思うこともありました。そこで翻訳ならと思い、アクションを起こしました。

  会社員時代の現場でのご経験は、翻訳でどのように役に立っていますか。

例えば石油・天然ガスを探鉱し、掘削する際には、利権契約、理探鉱契約や掘削契約、生産ともなればプラント契約、現地での事務所設定や、設備のための諸契約、従業員の雇用契約、コンサルタント契約など、実に多様な契約が必要となります。

私はそういった契約交渉に実際に携わってきたため、契約の翻訳を引き受けると、色々と注意する点や、契約の相手方に要確認事項などが目に付くことがあります。その時は、出しゃばらぬ程度に、翻訳者の域を出過ぎないように、注釈を付けています。それが翻訳依頼者の信頼を得ることがあるようです。

  小林さんにとって、翻訳のやりがいは何ですか。

契約書の翻訳と言えば無味乾燥な感じを受けられるかもしれませんが、条項の一つ一つにビジネスの歴史や、やりとりが込められている気がします。なぜこのような内容になるのか想像しながら翻訳すると、案外面白いです。また、分量が多ければ、達成感もひときわ感じられます。

忙しくも充実したご生活が伺えます。小林さんが手がけた契約書翻訳が依頼者さんのお手元に届き、また一つ、ビジネスの歴史が刻まれていくことも、感慨深いですね。次回は、小林さんが最近気になると言う、契約書でよく登場する「ある英単語」の使用法と、週末の過ごし方について伺います。
第 2 回インタビュー : 翻訳者が教える英文契約書「shall」の使い方  小林睦治さんに聞く!
小林睦治さん : プロフィール

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